近頃SNSなどで、やたらと目にするキュートなぬいぐるみたち。
どこかいたずらっ子のような顔立ちで、リュックにちょこんとぶら下がっていたり、推しと一緒に撮られていたり。
この不思議な存在感を放つぬいぐるみ「Labubu(ラブブ)」が、今、世界中で人気を集めています。
「え?このキャラって何者?なんでこんなに流行ってるの?」と思っている方も多いはず。
この記事では、ラブブの正体から人気の理由、日本でのぬい活との関係、さらには買える場所までを、まるっと解説していきます。
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Labubuラブブって何?どこの国発祥?
Labubu(ラブブ)は、香港発の人気デザイナーズトイブランド「POP MART(ポップマート)」が展開するキャラクターの一つ。POP MARTといえば、ブラインドボックス形式のフィギュアでおなじみ。日本でもLOFTやヴィレヴァンでよく見かけるアレです。
ラブブを生み出したのは、香港のアーティスト「Kasing Lung(カシン・ルン)」。彼の描く不思議な森の住人たちはどれもクセが強い…のに、どこかほっとけないビジュアル。
ラブブはその中でも代表的なキャラクターで、「モンスターだけどどこか憎めない、そしてかわいい」という独特の世界観を持っています。
とんがった耳、大きな目、ちょっぴりやんちゃな表情が特徴。
パンクっぽさもありつつ、どこかファンタジーな雰囲気もある——まさに“ぬいぐるみ界の異端児”です。
ラブブが“なぜ人気”なのか?魅力を徹底解説
香港や中国本土を中心にアジア全体で大人気となり、2020年代後半からは日本や欧米でも注目度が急上昇。
2025年にはZ世代を中心に、日本のぬい活文化にも深く浸透しています。
ここではラブブが“なぜ人気”なのか?3つの理由から紐解いていきましょう!
圧倒的にかわいいデザインとぬいぐるみの魅力
ラブブの最大の魅力は、なんといってもそのビジュアル。
「かわいい」と一口に言っても、ラブブの“かわいさ”はちょっと異質。甘すぎないのに癖になる、どこか毒っ気を含んだシュールなデザインが特徴です。
モフっとした毛並みに、ニヤッと笑ったような表情。
角があったり牙が出てたりと、普通のゆるキャラとは一線を画すデザインなのに、なぜか愛着が湧いてしまう。
その絶妙なバランス感、不完全さすら魅力に変える造形美は、まさにアート作品のようです。
しかもシリーズによってコスチュームが変わるんですよ。
アリス風だったり、妖精風だったり、ハロウィン仕様だったり。
毎回「どの衣装も似合っちゃうなんて…ずるいよ…」と、毎回可愛すぎて、休む暇がありません。
ぬいぐるみの質感も最高で、ふわふわなのにどこか芯がある。触れるとなんだか落ち着く…。
やわらかさと弾力の絶妙な共存です。
コレクション欲をくすぐるシリーズ展開や、ポップマートらしい“ブラインドボックス”形式での販売スタイルも、ガチャ感覚で購買欲を刺激。
気づけば何体もお迎えしてしまう…そんな“沼”構造も、人気の要因のひとつでしょう。
日本のぬい活ブームとの関係
2020年代からじわじわときていた「ぬい活」。推しのぬいぐるみを連れてお出かけしたり、バッグに入れて飾ったりする文化が、いまや完全に市民権を得ました。
そんな中、個性爆発系ぬい代表としてラブブがブレイクしたのは当然の流れ。
ラブブはサイズ感も持ち歩きにぴったり。
デザインの多様さもあり、ファッションアイテムの一部としても成立します。
ぬい撮りが映えるフォトジェニックさも相まって、InstagramやTikTokでも“映えるぬい”として大活躍。
カフェに連れていったり、旅に同行させたりと、まさにぬい活の最前線にいる存在です。
BLACKPINKリサなどセレブも愛用!
そう、あの世界のセレブまでもがラブブに陥落してるんです。
あの世界的人気ガールズグループ・BLACKPINKのリサがラブブの大ファンであることを公言しており、インスタのストーリーズで何度も登場させたことから、世界中のファンに火がつきました。
また、K-POPアイドルの控室にラブブが置かれていたり、中国や香港のインフルエンサーが日常で愛用していたりと、ラグジュアリーとストリートの中間にある独特なキャラクターとしてファッション界でも注目の的に。
芸能人の影響力が強いアジア圏では、これが一気にトレンド化する引き金となりました。
リサだけでなく、韓国や中国の有名人たちも続々ラブ部員に加入。世界的アイドルも虜にする、ラブブ…恐ろしい子!
ラブブのぬいぐるみを紹介!キーホルダータイプ
ラブブのぬいぐるみには、定番タイプから期間限定・コラボものまで、さまざまなバリエーションがあります。
特に人気なのは、身長15〜20cm程度のミニサイズ。キーホルダー(ペンダント)タイプが人気です!
おでかけにもぴったりで、カバンに入れて連れ歩くのにちょうど良いサイズ感です。
デザインも豊富で、ノーマルのブラウン系に加え、黒・白・ピンク・虎柄・スケルトン風など、個性派ぞろい。
「Big into Energy」シリーズ「Exciting Macaron」シリーズ「Have a Seat」シリーズなどもコレクターに大人気です。
布地の質感や仕立てにもこだわりが感じられ、ぬい撮りしても映える構造。2025年現在、ぬい活界隈では「ラブブ持ってる率」が急上昇中です。
キーホルダーになっており、バッグや鍵、スマホケースなどに付けられて、ぬい活初心者にも取り入れやすい!
ラブブはどこで売ってる?
現在、ラブブを取り扱っている主な販売場所は以下の通りです。
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POP MART公式店舗・POP UPストア(日本では渋谷・大阪などに展開中)
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オンラインショップ(POP MART公式、楽天市場、Amazonなど)
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ロフトやヴィレッジヴァンガードなどの雑貨店
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イベント販売(アニメフェス、ポップアップイベント等)
ブラインドボックス形式の商品は、一部コンビニやカプセルトイ売り場でも取り扱いがあり、運が良ければレアバージョンを引き当てることも!
また、人気すぎて売り切れ続出!
そして公式以外の場所ではラブブ風と偽物が多く売られているのが現状です
気になる方は、売り切れ状態も多いですが、公式店のPOP MARTで購入がおすすめです
人気シリーズは秒速で完売することもありますので
欲しいラブブがあるなら、見かけたときが買い時です。
“推せるモンスター”ラブブの人気はまだまだ続く
ラブブは、単なるぬいぐるみを超えた存在。かわいさ、アート性、ファッション性、そして推し活との相性という、いくつもの魅力を併せ持っています。
現在、日本でもラブブをきっかけにぬい活を始める人が続出中。「可愛いものが好き」「写真映えするぬいを探してる」「推しの隣に何か飾りたい」——そんな人にぴったりの相棒になるはずです。
まだ持っていない人も、ぜひ一度その魅力に触れてみてください。
きっとあなたも、ラブブ沼にハマるはずです。